ニュース レコードの録音の原理は?. トピックに関する記事 – レコードは何で音が出るのですか?

レコードの録音の原理は?
レコードには「マイクログルーブ」と呼ばれる溝があり、ここに音声の波形がそのまま刻まれています。 レコードプレーヤーの針をレコードの溝に当てると、音声の波形に合わせて針が振動し、その振動がカートリッジによって電気信号に変換される仕組みです。(CDやデジタル音源も同じ)レコード盤にはその振動を記録した、音溝と呼ばれる溝が掘られています。 この溝にレコード針が触れると溝の形状に合わせてレコード針が小さく動きます(振動します)。 この小さな振動をカートリッジで電気信号に変換、アンプで増幅することで音を再生することができます。レコードの溝の凸凹が針を振動させるから

溝を拡大してみるとV字型になっていて、表面が凸凹しています。 ここに、工業用ダイヤモンドなどでできた硬いレコード針を置いて、レコードを回転させると、凸凹によって針が振動します。 この振動をコイルと磁石を使って電流として取り出し、増幅してスピーカーから音を出します。

レコードの音質が良いのはなぜですか?アナログレコードの音質が良いといわれる理由は、アナログで収録することでCDには含まれない高い周波数の音を記録しているためです。 人間が聴き取れる範囲の音(可聴域)は、20Hz〜20KHzといわれています。 CDは人の可聴域に合わせてサンプリング処理がされているため、20KHz以上の高周波数領域の音はカットされています。

レコードがパチパチするのはなぜ?

レコードの素材は塩化ビニールで、これはとても静電気を帯びやすい材質です。 静電気はホコリを吸い寄せてこびりつかせる原因になりますし、あまり大きく帯電すると時にカートリッジのカンチレバーへ “落雷” し、とて大きなパチッというノイズを発することがあります。寿命の目安は約400時間。

レコードの真ん中に置くのはなぜですか?

本体の中央には、レコードの穴に差し込む「スピンドル」という突起が付いています。 また、プラッターはたいてい金属でできているため、レコード盤を保護したり振動を遮断するために、LPレコードとほぼ同じ大きさの「(ターンテーブル)シート」を置きます。

寿命の長さは針の種類によって異なり、約150~500時間です。 レコード針を交換せずに放置していると、レコード盤そのものに傷がつく可能性が高まるため注意しなければなりません。

レコード と CD どっちが音がいい?

レコードの「音のゆがみやノイズ」、「可聴域をわずかに超えて記録される音」がCDの「余分な周波数帯をばっさりカット」してしまう音に比べて「広がりや深み」、「自然な響き」を感じさせる要因になっていて、それゆえに、レコードの音の方が 「心地よい」という方が多い、という事だそうです。ハイレゾではサンプリングレートがその倍以上の96kHzなどと細かくなっており、その細かさがより滑らかで自然な音につながっています。 その点、レコードであれば、まさにアナログ=連続値であり、つまり無段階ですから、究極的に非常に滑らかだと言えるでしょう。 アナログ波形のイメージ。 信号が連続しており波形が滑らか。寿命の長さは針の種類によって異なり、約150~500時間です。 レコード針を交換せずに放置していると、レコード盤そのものに傷がつく可能性が高まるため注意しなければなりません。

レコードを拭くのなら丸く拭きましょう

レコードには音溝があります。 溝は円を描くように盤の表面に刻まれています。 布やクロス、もしくはティッシュなどで拭く際に、丸く“溝に沿って”やさしく拭くようにするのがポイントです。 拭きたい汚れが一か所であるときも溝に沿うように撫でて拭くように心がけるようにしてください。

レコードが劣化する理由は?大切に保管したレコードはいつまでも価値がある

レコードは、レコードに傷やほこり、手垢などが付着すると寿命が短くなる原因になります。 また、高温多湿や直射日光にも弱いため、保管場所には注意しましょう。 さらに、レコード盤に傷をつけてレコード盤が劣化する原因につながるため、レコード針の寿命にも注意してください。

レコードを重ねて保管するとどうなる?レコードを重ねずに立てて保管する

レコードを重ねて保管すると、反り、歪み、割れ、擦り傷の原因になります。 また、レコードの重みによってジャケットにレコード盤の跡が付いてしまい、ジャケットの美観を損なってしまう場合があります。 そのため、レコードは必ずまっすぐ立てて保管しましょう。

レコード針でやってはいけないことは?

横着をして指を使ってしまうと、レコードの溝を傷つけたり、針を破損してしまったりする恐れがあります。 そして、針を乱暴に落としたり、急にあげたりするのも控えましょう。 針の上げ下げは、優しくフェードアウトするように扱うことでレコードが傷つきません。

レコードの寿命を短くしてしまう原因

大きな傷や割れ、歪みがなく、さらに溝がしっかり残っていれば何十年も聴くことができるといわれています。CDはデジタルの特徴を生かして、比較的音の輪郭を強調したマスタリングがされる傾向にあります。 音としては、はっきり、くっきりした感じです。 一方でレコードでは大きな音を入れると歪みやすいので、メリハリの効いた音というよりも、滑らかで自然な音が聴けるように仕上げられることが多いです。・ハイレゾ:音圧がレコードより高く、音も非常に綺麗。 分離もよいため、楽器演奏者にはレコードよりもハイレゾやリマスターCDを好む人が多いという(各楽器の音が浮かび上がって聞こえるので)。 ただ、デジタル音で音圧が弩級に高いため、耳が疲れやすい。 アルバム1枚分の時間を通しで聴くのは厳しい印象。