ニュース レコードの録音の仕組みは?. トピックに関する記事 – レコードは何で音が出るのですか?
レコードには「マイクログルーブ」と呼ばれる溝があり、ここに音声の波形がそのまま刻まれています。 レコードプレーヤーの針をレコードの溝に当てると、音声の波形に合わせて針が振動し、その振動がカートリッジによって電気信号に変換される仕組みです。(CDやデジタル音源も同じ)レコード盤にはその振動を記録した、音溝と呼ばれる溝が掘られています。 この溝にレコード針が触れると溝の形状に合わせてレコード針が小さく動きます(振動します)。 この小さな振動をカートリッジで電気信号に変換、アンプで増幅することで音を再生することができます。気になる針先の寿命。
レコード針の寿命として一般的に言われているのは約150~500時間。 LPレコード1枚45分として計算すると、毎日1枚聴いたとして200日~600日となります。 SPレコード時代では1枚聴くごとに針を取り換えていたことを考えると、相当な長寿命と言えます。
レコードの音質が良いのはなぜですか?アナログレコードの音質が良いといわれる理由は、アナログで収録することでCDには含まれない高い周波数の音を記録しているためです。 人間が聴き取れる範囲の音(可聴域)は、20Hz〜20KHzといわれています。 CDは人の可聴域に合わせてサンプリング処理がされているため、20KHz以上の高周波数領域の音はカットされています。
レコードがパチパチするのはなぜ?
レコードの素材は塩化ビニールで、これはとても静電気を帯びやすい材質です。 静電気はホコリを吸い寄せてこびりつかせる原因になりますし、あまり大きく帯電すると時にカートリッジのカンチレバーへ “落雷” し、とて大きなパチッというノイズを発することがあります。CDとレコードは記録の方式に違いがあり、レコードの音はアナログ、CDの音はデジタルです。 つまりCDは一度音の波(アナログの振動)をデジタル化してから記録しているのです。
レコード針を置きっぱなしにしておくとどうなる?
寿命の長さは針の種類によって異なり、約150~500時間です。 レコード針を交換せずに放置していると、レコード盤そのものに傷がつく可能性が高まるため注意しなければなりません。
レコードは熱によって形状が変形しやすい性質の樹脂です。 直射日光が当たる場所や熱源の近くで保管すると、レコード盤が歪んだり、溝が溶けたりとレコード盤の劣化につながります。 レコード盤が歪むと、再生時にレコード針が波打って正常に再生できなくなり、溝が溶けた場合には音飛びやノイズの原因になります。
レコード と CD どっちが音がいい?
レコードの「音のゆがみやノイズ」、「可聴域をわずかに超えて記録される音」がCDの「余分な周波数帯をばっさりカット」してしまう音に比べて「広がりや深み」、「自然な響き」を感じさせる要因になっていて、それゆえに、レコードの音の方が 「心地よい」という方が多い、という事だそうです。ハイレゾではサンプリングレートがその倍以上の96kHzなどと細かくなっており、その細かさがより滑らかで自然な音につながっています。 その点、レコードであれば、まさにアナログ=連続値であり、つまり無段階ですから、究極的に非常に滑らかだと言えるでしょう。 アナログ波形のイメージ。 信号が連続しており波形が滑らか。寿命の長さは針の種類によって異なり、約150~500時間です。 レコード針を交換せずに放置していると、レコード盤そのものに傷がつく可能性が高まるため注意しなければなりません。
レコードを拭くのなら丸く拭きましょう
レコードには音溝があります。 溝は円を描くように盤の表面に刻まれています。 布やクロス、もしくはティッシュなどで拭く際に、丸く“溝に沿って”やさしく拭くようにするのがポイントです。 拭きたい汚れが一か所であるときも溝に沿うように撫でて拭くように心がけるようにしてください。
レコードとハイレゾ どっち?・ハイレゾ:音圧がレコードより高く、音も非常に綺麗。 分離もよいため、楽器演奏者にはレコードよりもハイレゾやリマスターCDを好む人が多いという(各楽器の音が浮かび上がって聞こえるので)。 ただ、デジタル音で音圧が弩級に高いため、耳が疲れやすい。 アルバム1枚分の時間を通しで聴くのは厳しい印象。
レコードプレイヤーによって音は何が違うのですか?違いは振動、プレイヤーがそれぞれ持つ固有振動がカートリッジに伝わりレコードプレイヤーそれぞれの音を決めている。 だから高級プレイヤーのコストとアイディアの殆どが振動対策についやされているのだと。 「振動」が音質へ多大な影響をあたえるとすればプレイヤーの駆動方式による音の違いも納得です。
レコード針でやってはいけないことは?
横着をして指を使ってしまうと、レコードの溝を傷つけたり、針を破損してしまったりする恐れがあります。 そして、針を乱暴に落としたり、急にあげたりするのも控えましょう。 針の上げ下げは、優しくフェードアウトするように扱うことでレコードが傷つきません。
レコードを斜めに保管はダメ
レコードは、斜めに立てかけて長時間保管すると盤面が反ってしまいます。 同様に、寝かせたり重ねたりして保管するのも盤に負担がかかるのでよくありません。 また、直射日光が長時間当たる場所など、高温になる状態での保管もレコードが変形するため注意が必要です。直射日光が当たらないようにする
熱に弱いレコードを保管する際は、窓の近くを避け、直射日光が当たらないようにしましょう。 直射日光の熱によりレコードが変化するおそれがあり、外気と室内の温度差によって結露が生じる可能性もあります。 また、レコード盤と同様、紙製のジャケットも直射日光に弱いです。レコード針が劣化すると音質が悪くなったり、音飛びが発生したりする原因になります。 劣化したレコード針をそのまま使用し続けていると、レコード溝を傷つけてしまう恐れもあるため、レコード針の寿命にも注意が必要です。 レコード盤に汚れや歪みがないにもかかわらず音質の悪化や音飛びが発生したら、レコード針の寿命を疑ってみましょう。